体の病 トップ
病名ではなく 命を見る
会社の上司を憎んで癌になる人、
いつも怒り続けて癌になる人、
心配しすぎて癌になる人、
心で怒り顔で笑って癌になる人。
その病気に至るまでの背景は人により異なります。
病名が同じでも原因が必ずしも同じとは限りません。
人を攻撃して癌になる人もいれば
攻撃されて癌になる人もいます
「病名」に囚われすぎると、命全体を見失う危険性もあります。
病名がなんであれ、体を観察し、不調の原因を探し、
全身が最大限の能力を発揮できるように導く必要があります。
病気は何かを教えてくれようとしている
怒りすぎる イライラしすぎる 悩みすぎる
そういう生活の中で病気は生まれます。
その生活を変えろと、教えてくれているかのようです。
手術や薬や手技治療も、
必要な場合もあるでしょう。
ですが、医学で症状や病気が消えても、
病気の元となった環境や心のありようがそのままでは、
数年後にもっと大きな病気で出るかもしれません。
病気は不快なことですが、
身体が何かを私たちに教えてくれようとしています。
その声に耳を傾けるのが、
本当の治療ではないでしょうか。