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糖質制限

人類の主食は骨髄だった!




釜池豊秋医師の著書

「医者に頼らない! 糖尿病の新常識 糖質ゼロの食事術」

実業之日本社 1300円

よりの引用がほとんどです。





P37~42 からの引用・要約

島泰三 著 「親指はなぜ太いのか」 中央公論新社によると、

「主食は霊長類の手(指)と口(歯)の形を決定する」そうです。

これを島氏は「口と手連合仮説」と名付けました。

島氏は、原猿類からニホンザル、チンパンジー、ゴリラにいたる

霊長類の主食と口・手の関係を調べて、

自らの「口と手連合仮説」の有効性を検証しました。

島氏はその研究から、

初期人類の主食は骨であるという結論に到着しました。

親指が太い人類の手は、物を握るのに適しています。

この手で石を握り、骨を砕いて食べたのです。




人類はチンパンジーと袂を分かったのち、

森から草原に出てきました。

ライオンやシマウマの暮らすサバンナです。

サバンナは低木が点在するだけですから、

森のようにエサとなる果実が豊富にありません。

ひ弱な人類はライオンなどと争って捕食者になれません。

シマウマの足にも追いつけません。

そこでライオンなどの肉食獣の食べ残しを漁りました。

内臓はライオン等が食べます。

その食べ残しの肉をハイエナやハゲタカが食べます。

その食べ残しを人間が食べます。

肉はほとんどありません。

石で骨を砕いて中の骨髄を食べました。

骨髄は栄養学的に見ると、

ほぼ肉と同じです。

蛋白質と脂質が豊富にあり、

糖質はほとんど含んでいません。

その後、人類は脳の発達により、

様々な武器やワナを作り、

肉を食べることも可能になりました。





「 初期人類の手と歯は、骨を主食とするために必要不可欠な条件を全部見たしている。

どんな大きな骨でも砕くことができる石を握りしめる大きな親指のある手と、

硬度4の骨を砕いてすり潰すことのできる硬度7(水晶と同じ)のエナメル質に

厚く覆われた歯によって前後左右上下のすり潰し運動を可能にした

平らな歯列こそが、初期人類の主食である骨を開発した道具セットである 」

島 泰三 著  「親指はなぜ太いか」 中公新書 880円 P206~207



長い間、ベジタリアンの人たちが

「人間の犬歯 や臼歯の数から考えて、

ライオンのような肉食動物のように犬歯の数が多くないから

人は穀物を中心に食事をし、

肉類は一割以内にするべきだ。」

と主張してきました。

しかし、石器を使える人間はライオンのように

刃物のような犬歯は必要ありません。

骨と骨髄を食べるために

臼歯が必要でした。

上記の「親指はなぜ太いか」には、

手と歯と主食の関係が、

様々な霊長類を例に詳しく書かれています。




「骨を食べる実験を思いたった。

・・・・中略」・・・・・

これは食べられる。

骨髄だけではない、骨そのものも十分食べられるし、

私は食べた。

もしも塩味でもつけていたら、

文句なくうまかっただろう。

親指ほどの骨のかけらなら、

数分で糊状にでき、飲み込むことができる。」

同著 P206




人類はライオン等の食べ残した草食獣の骨を食べ、

海では貝を食べました。

手が使える人間だからこそできたことで、

競争相手のいない安定した食料確保でした。

骨を噛み砕くアウストラピテクス属。

柔らかいものばかり食べている現代人。

弱くなるはずですね。





親指太さ指数(中手骨の長さに対する同骨の骨頭幅の比率)

チンパンジーの親指太さ指数は22.7

マウンテンゴリラが27.5

人間は30.6

ネアンデルタール人は32.3

人間の主食が果物や穀物だったらチンパンジーと同じくらいの

親指太さ指数でよかったのです。

30以上の指数は、なにか太く重たいものを持つためです。

つまり石器です。






映画 「2001年 宇宙の旅」 より